スワップポイントが発生する

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２営業日後に決済をせずロールオーバーを繰り返していくと、外貨の買い持ち（買ったまま）や、売り持ち（売ったまま）の状態が続きます。

すると１日ごとに金利が発生します。

これをスワップポイントといいます。

＜例＞ スワップポイント 米ドル ― 円の場合

　　　　　　　　買い（円)[ 利益 ]　　売り（円)[ 損失 ]
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　　　・11/1　　　　　100　　　　　　　　▲110
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　　　・1週間後　　　 700　　　　　　　　▲770
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　　　・1ケ月後　　 3,000　　　　　　　　▲3,300

※米ドルと買い持ち（買ったまま）の状態 ⇒ プラス（利益）
　米ドルを売り持ち（売ったまま）の状態 ⇒ マイナス（損失）

ロールオーバーすると？

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１日の間に『新規注文と反対売買』を行い、その日のうちに約定する場合は、直物取引として２営業日後に決済されます。

※１日の間に複数回取引は可能だが、スワップポイントは発生しません。

【注意】ＦＸで発生する手数料は、取扱会社ごとに異なります。

ロールオーバーとは、2営業日後に決済する直物取引ではなく３営業日後以降に先送りしていくことをいいます。

数日・数週間・数ヶ月決済日を伸ばせますが、先送りにした時点で為替レートも変更されるので差損になる場合もあり、リスクを伴います。

決済日はいつ？

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決済日は、約定から２営業日後

円が1米ドル＝360円で固定相場の時代もありました。

現在は変動相場制になり、事務手続きの関係により決済日は、約定から2営業日後とされています。

このように2営業日後に決済される取引を『直物（じきもの）取引』といいます。

他にも、今後の相場の見通しが明るい場合など、すぐに決済をしないで様子をみてから3営業日以降に決済する『先渡取引』があります。

売買取引のあとは？

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ＦＸの売買取引で得た差益（利益）は、取扱企業より取引口座に支払われます（振り込まれる）。

逆に差損（損失）が出た場合は、差し引かれてしまいます（引き落とされる）。

この時の注意すべき点は、取引日＝決済日ではないことです。